青空駐車のコーティングメンテナンス術とは?簡単ケアでキレイを持続

皆さんはコーティングを施工したけど外でずっと青空駐車していて、青空駐車している車のメンテナンスの仕方がよくわからないなぁと思ったことはありませんか?今回はそんな悩みを吹き飛ばすべく簡単ケアでキレイを持続できるメンテナンス術をお教えしていきます。

青空駐車

結論から言うと洗車をして施工しているコーティングに合ったメンテナンス剤を使うだけでokなんです!ただしここでは、自宅でできる洗車などのメンテナンスのやり方を解説しますが、シミがひどい場合や落ちない汚れが目立つ場合は自分で研磨せずに施工店に持っていきましょう!

 

 

なぜコーティングメンテナンスが重要なのか?

まずはそもそも何故カーコーティングにメンテナンスが必要なのかについてですが、車のコーティングは、塗装表面に特殊な液体を散布や塗布などをして車体の表面を保護するための処理です。コーティングを施すことで、汚れづらくなり、紫外線による塗装の変色等を防いだり、酸性雨、花粉、黄砂、小傷からボディを守る効果があります。ガラスコーティングは一般的には3年~5年間塗装面を保護する効果が持続しますが、常に青空駐車をしていたりコーティングのメンテナンスをしなかったりするとコーティングが劣化してしまい寿命が短くなってしまうこともあります。また、コーティング被膜の上に汚れが蓄積してしまい、水弾きが低下したり輝きが失われることもあります。我々D-CRYSTAL COATのコーティングの場合は約20年間塗装をコーティングするために開発されたものなので、最大硬度10の非常に厚いコーティング層で塗装面を強力に保護しているので、紫外線や酸性雨などによる劣化はほとんどありません。

コーティングのメンテナンスは、コーティングの効果を長持ちさせるために必要です。コーティング被膜が劣化した状態では、せっかくカーコーティングで美しくなった輝きも台無しになります。水弾きも悪くなるため、新車のような輝きを維持するためにも、コーティングのメンテナンスはこまめに行ってください!また、コーティングのメンテナンスでも洗車によって車に付着した汚れを落とすことは非常に重要になってきます。特に車体のボディーカラーが黒系の車の場合は、夏の炎天下ではボディ表面の温度がすぐに高温になってしまいます。皆さんも真夏にボンネットの上で焼き肉が出来そうなぐらい熱くなった経験があるかと思いますが、被膜の上に花粉や黄砂などの汚れが付いたままだとその熱によりそれらのゴミや汚れが焼き付いて取れなくなってしまいます。D-CRYSTAL COATでは、ボディーカラーが黒い車専用のプラチナブラックというDCCライン(グレード)もあるぐらいです!

おすすめはしませんが、メンテナンスもコーティング施工と同じように自分で本格的なメンテナンスを行うと注意点も多いですがその分費用を安く抑えることができます。例えば、コーティングの効果が切れていても気づかなかったり、車に傷がついていたとしても気づかない可能性があります。方法によっては自分でメンテナンスをする事で施工しているコーティングの保証の対象外になってしまうこともあります。しかし、そのまま放っておくとボディコーティングの被膜がダメージを受けて劣化し、水弾きの低下や輝きの低下につながるため、定期的にご自身での洗車などの簡易的なメンテナンスは必要です。

 

青空駐車の影響

それでは、青空駐車をしていると車体にどのような影響が出るのでしょうか?青空駐車中の車両は、紫外線や酸性雨、熱などによって多くのダメージを受けることになります。塗装の分子結合が破壊されはじめ、塗料がチョークのような白い粉状になる「チョーキング現象」と呼ばれる現象が発生します。チョーキング現象が進行してしまうと、色あせや塗装の剥がれ、劣化など、ボディへの深刻なダメージにつながります。また、酸性雨の影響でボディにシミが付着したり、黄砂や花粉などもボディにダメージを与えたりします。酸性雨によるダメージは、ワックスやカーコーティングなどによって、ある程度は防ぐことができますが、ワックスやコーティングの耐久性が落ちるのは確実です。

ボディに付着した雨をそのまま放置しているとイオンデポジットと呼ばれるシミが出来てしまいます。DCCでは最近新たにイオンデポジットを取り除く商品も販売しています!また、青空駐車の車に最適なコーティングとしては、雨などの水滴が水玉になりにくい性質をもち、塗装面に付着する水滴が馴染みやすい親水タイプのガラスコーティングが適しているとされています。ガラスコーティングはコーティングの中でも最も効果が高く、親水タイプを施工することによりシミ汚れの付着を軽減させます。DCCのカーコーティングはこのガラスコーティングを採用していますので青空駐車の車にも最適です!

直射日光は内装も劣化させてきます。社内の劣化対策にはサンシェードなどの設置が手っ取り早く有効です。

 

 

キレイを持続する為のコーティングメンテナンスの基本!

さて、それでは簡単ケアでキレイを持続させるために行うメンテナンスの洗車において必要になってくる道具とその選び方とは何でしょうか。コーティングを傷つけないためには、どのようなものを使えばいいのでしょうか。これより青空駐車のメンテナンス術でもかなり重要になる洗車道具の種類や選び方を紹介していきます。

洗車

必要な洗車とは?

必要な道具と準備

洗車に必要な道具は、以下の通りです。

  • 高圧洗浄機または、シャワー付きのホース
  • バケツ
  • スポンジ
  • シャンプー
  • クロス
  • メンテナンス剤やイオンデポジット除去剤

 

高圧洗浄機または、シャワー付きのホース

洗車では高圧洗浄機を使うと作業の手間を減らせます。大量に水を使うので水道代がかかるように思えますが、作業自体が短時間ですむことになるので水道代が少なくすみます。ただし、いきなり強い圧力でボディにあててしまうと付着しているゴミによりボディにキズが付いてしまう可能性もあるので少し注意が必要です。強すぎると人間のボディにもキズが付きます。コンパクトで軽いポータブルタイプの洗浄機だと、狭い場所であっても小回りがきいて洗車しやすいです。

 

バケツ

一言にバケツと言っても踏み台機能が付いていたり折りたためたりといろいろな種類やサイズがあります。その中でも洗車用のバケツは、グリッドガード(砂利分離網)がついた洗車用のものを選ぶといいでしょう。洗車中にはスポンジやブラシをバケツの中に入れておくこともありますが、通常のバケツだと底にゴミや砂利が溜まっていってしまいます。その状態で洗車を続けるとスポンジやブラシに砂利やゴミが付着した状態で車を磨くことになり、車を傷つけてしまいます。そこで、グリッドガードがついていればゴミや砂利がバケツの下に沈殿する事になるので、スポンジやブラシに付着することが少なくなり、ボディにキズが付くことを防ぐことが出来ます。バケツのサイズは大きめのものを選ぶといいでしょう。

 

スポンジ

スポンジにも色々と種類がありますがコーティング施工車におすすめなのは羊の毛皮を利用したムートン素材のものを選ぶといいです。ムートン素材は頑固な汚れには適していませんが、泡立ちがよく、素材も柔らかいので車を傷つけずに優しく洗い流すことが出来ます。

また、汚れの激しい車体下側の洗車用と比較的汚れの少ない車体上部側の洗車用の2つのスポンジを用意しておきたいところです。同じスポンジで車体全体を洗ってしまうと細かいゴミや砂利などを巻き込み傷がついてしまうからです。

 

シャンプー

コーティング施工車であれば基本的に水洗いでokなのですが、水洗いでは落ちない汚れが付いていればシャンプーも使用します。シャンプーには、「酸性」「アルカリ性」「中性」などがあります。酸性とアルカリ性は洗浄力が強く、塗装を溶かして傷つける可能性があります。シャンプーは「中性」を使いましょう。

 

クロス

拭き取りの際のクロスは洗車用のマイクロファイバークロスを使用しましょう。クロスも一枚ではなく、ボディ用やホイール用などに部位ごとに複数枚用意しましょう。少なくとも、ボディ用、ホイール用、ボディの内側用(ドア用)の3枚は用意してください。また、吸水性能の優れた合成セームがあると、マイクロファイバークロスでの拭き上げ前に水を一気に吸い取れるので便利でキレイに拭き取れます。雑巾やふきんなどは使わないでください。

 

メンテナンス剤やイオンデポジット除去剤

メンテナンス剤はコーティング被膜の劣化を防ぎ長持ちさせるために使用します。メンテナンス剤に関しては施工店やコーティングメーカーが独自開発しているメンテ剤がある場合があるので実際に施工した店舗に聞いてみるといいです。イオンデポジット除去剤は洗車では落ちないイオンデポジットがある場合に使用します。除去剤もメンテナンス剤同様に店舗に相談してみましょう。DCCではイオンデポジット除去剤も販売しております!

 

ここまではメンテナンスをする際の道具について紹介しました。ここからはメンテナンスの手順を紹介します。

キレイを持続させる簡単なメンテナンス手順とは

ざっくりとメンテナンスの手順を言いますとこのような手順になります。まず洗車をしてその後イオンデポジット除去剤やメンテナンス剤を使用し、必要であれば水で流して拭き取ったりする。です。洗車をして各種溶剤を使い水で流して拭き取るだけですね。すごく簡単です。シャンプーを使う際の洗車手順もお教えします。

  1. 車が熱い場合は水をかけて冷やしておく
  2. バケツにシャンプーを入れて泡立てる
  3. 下から上に向かって水で汚れを落とす
  4. 汚れが酷いところからスポンジで洗う
  5. シャンプーをしっかり洗い流す
  6. 上から優しく拭き上げる
コーティング施工

優しくしっかり拭き上げましょう!

そして洗車が終わればその後除去剤やメンテナンス剤を用法用量を守り使用します。ものによっては洗車時の拭き上げの際にメンテ剤を使用する場合もあるので注意してください。

 

まとめ

この記事では、青空駐車をされている方に洗車などの簡単なケアでキレイを維持するコーティングメンテナンス術や道具を紹介しました。青空駐車は出来る限りしない方がいいですが、青空駐車時のコーティングのメンテナンスをするうえで少しでも参考になれれば幸いです。